先日、
「なかなか暖房が効いてこない」
というご相談でご来店されたお客様がいらっしゃいました。
点検を進めていくと、原因はサーモスタットの不具合でした。
本来閉じているはずのサーモスタットが開いたままの状態になっており、交換が必要な状況でした。
今回は、取り外した不具合のあるサーモスタットの写真もあわせて掲載しています。


ここで少し、サーモスタットの役割についてご説明します。
サーモスタットは、エンジンの冷却水の流れを調整する部品です。
エンジンが冷えているときは冷却水を循環させず、エンジンが早く適正温度まで温まるように働きます。
そして、エンジンが温まるとサーモスタットが開き、冷却水を循環させてオーバーヒートを防ぎます。
今回のように「サーモスタットが開いている」という状態は、
エンジンが冷えているときでも冷却水が常に循環してしまっている状態です。
そのためエンジンがなかなか温まらず、結果として暖房が効きにくくなってしまいます。
冬場に
・暖房の効きが悪い
・水温計がなかなか上がらない
といった症状がある場合、サーモスタットの不具合が原因になっていることも少なくありません。
「エアコンが壊れたのかな?」と思われがちですが、実はエンジン側の部品が原因というケースもあります。
気になる症状がありましたら、早めの点検をおすすめします。
寒い時期でも快適にお車を使っていただけるよう、しっかり対応いたしますので、お気軽にご相談ください。




